ラッコサーバーは安全性に問題ない?評判だけでは分からないセキュリティを検証

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目次

ラッコサーバーの安全性は問題ない?まず結論

ラッコサーバーは料金の安さが目立つため、「セキュリティまで削られているのでは?」と心配になる人もいるでしょう。

しかし、安全性は料金だけで判断できません。そこでまず、WordPressサイトを運営するうえで重要なセキュリティ機能を確認し、どこまで任せられるのかを整理します。

個人ブログ・アフィリエイトサイトなら安全性は十分と判断できる

ラッコサーバーには、WAF・IPS・IDSなどを含むImunify360が標準搭載されています。さらに無料SSL、30日間の自動バックアップ、24時間365日の監視体制も用意されています。

そのため、個人ブログや一般的なアフィリエイトサイトを運営する用途なら、「安いから安全性が大きく劣るサーバー」と考える必要はないでしょう。

ただし、求める安全基準はサイトによって異なるため、機能の有無だけでなく自分のサイトに必要な対策が揃っているかを見ることが重要です。

個人サイトなら十分な対策が揃っていますが、「絶対に安全」という意味ではありません。

参考:セキュリティの高いレンタルサーバーを徹底比較!おすすめのレンタルサーバーも紹介

ただし「ラッコサーバーを使えば何もしなくていい」わけではない

レンタルサーバー側の対策が充実していても、WordPressの管理まで自動的に安全になるわけではありません。

古いWordPressやプラグインを放置したり、推測されやすいパスワードを使ったりすれば、不正アクセスのリスクは残ります。

「サーバーの安全性」と「WordPressの安全性」は分けて考えるのがポイントです。

ラッコサーバーのセキュリティ機能を土台にしながら、利用者側でも更新やアカウント管理を続ける必要があります。

サーバーだけに任せるのではなく、WordPress側の対策とセットで考えましょう。

安全性を5項目でチェックするとこうなる

ラッコサーバーの安全性を「セキュリティ機能が多いか」だけで判断するのではなく、実際に何からサイトを守れるのかという視点で整理しました。

不正アクセス対策だけでなく、通信、バックアップ、障害、アカウント管理まで見ると、個人サイトに必要となる基本的な安全対策は一通り揃っています

特に30日間のバックアップと別地域へのデータ保管は、攻撃を防ぐ機能とは別の「復旧」という安全性につながります。

確認項目 主な対策 チェック結果
不正アクセス Imunify360・WAF・IPS・IDS
通信 無料独自SSL
データ消失 30日間自動バックアップ・別地域保管
障害 24時間365日監視
アカウント SMS認証・本人確認

攻撃を「防ぐ」だけでなく、問題が起きたあとに「戻せるか」まで確認するのがポイントです。

ラッコサーバーは何からサイトを守ってくれる?

ここからは、ラッコサーバーに用意されているセキュリティ機能を、「どのようなリスクへの対策なのか」という視点から確認します。

WAF・IPS・IDSは不正アクセスや攻撃をどう防ぐ?

ラッコサーバーでは、セキュリティ対策としてImunify360が導入されており、WAF・IPS・IDSなどが利用できます。

たとえばWAFはWebアプリケーションへの不正な通信を検知・遮断する仕組みで、ラッコサーバーではWAFが初期状態で有効になっています。


▲WAF切り替え画面

WordPressは広く利用されているぶん攻撃対象にもなりやすいため、こうした仕組みが最初からあるのは安心材料です。

ただし、WAFだけですべての攻撃を防げるわけではない点は理解しておきましょう。

WAFは基本的に有効のまま使い、必要な理由がない限り無効化しないほうが安心です。

無料SSLで通信内容はどこまで守られる?

ラッコサーバーでは独自SSLを無料で利用でき、WebサイトをHTTPS化できます。

SSL化するとブラウザとサーバー間の通信が暗号化されるため、通信途中で情報を盗み見られるリスクを抑えられます。

ただし、SSLはWordPressへの不正ログインやマルウェア感染そのものを防ぐ機能ではありません

「HTTPSだからサイト全体が安全」と考えるのではなく、SSLは通信経路を保護するための基本対策のひとつと理解しておくとよいでしょう。

SSLは重要ですが、「SSL対応=セキュリティ対策が全部済んでいる」ではありません。

30日間の自動バックアップがあると何が安心?

ラッコサーバーでは過去30日間分の自動バックアップが保存され、保管期間内であれば管理画面から復元できます。


▲自動バックアップ 復元画面

サイトの改ざんやWordPress更新時のトラブルなどが発生した場合、正常だった時点のデータへ戻せる可能性があるのが大きなメリットです。

さらに、ファイルだけでなくデータベースなどのバックアップも用意されています。

セキュリティでは侵入を防ぐ対策だけでなく、問題発生後に復旧できる仕組みも重要です。

「攻撃されないこと」だけでなく、「何かあったときに戻せること」も安全性の一部です。

東京と西日本にデータを分ける「別地域バックアップ」の意味

ラッコサーバーでは、サーバー所在地が東京なのに対し、バックアップサーバーを西日本に設置しています。

同じ場所だけにデータを保管すると、大規模災害などが発生した際に本体とバックアップの両方が影響を受ける可能性があります。

地域を分けることで、災害によるデータ消失リスクを分散できるのがポイントです。

さらにRAID10も採用されており、サイバー攻撃以外のデータ消失リスクまで考えた構成になっています。

バックアップは「あるか」だけでなく、「どこに保存されているか」も確認したいポイントです。

24時間監視は障害時の安全性にどう関係する?

ラッコサーバーでは、データセンターで24時間365日の有人監視が行われています。

セキュリティというと不正アクセス対策を想像しがちですが、サーバーの物理障害やネットワーク障害によってサイトへアクセスできなくなるリスクもあります。

ラッコサーバーでは障害時の復旧体制も用意されているため、「サイトを安定して公開し続けられるか」という意味での安全性にも配慮されています。

ただし、障害を完全にゼロにできるわけではありません

障害が起きるかどうかだけでなく、起きたときに対応できる体制があるかを見ることが大切です。

「安全そう」に見える機能だけでは判断できない

ラッコサーバーには複数の安全機能がありますが、「機能がある=何をしても安全」ではありません。それぞれの役割と限界を理解しておきましょう。

SSLがあってもWordPress自体が安全になるわけではない

SSLはブラウザとサーバー間の通信を暗号化するために欠かせませんが、WordPress本体を守る万能な機能ではありません

たとえば、脆弱性のあるプラグインを利用していた場合、HTTPS化していても攻撃を受ける可能性があります。

「SSL対応だから安全」と判断するのではなく、何を保護する機能なのかを分けて考えることが重要です。

WordPressではSSLに加えて、本体・テーマ・プラグインの管理もセットで行いましょう。

SSLは通信を守るもの。WordPressそのものの安全管理とは役割が違います。

バックアップがあってもすべてのトラブルを防げるわけではない

自動バックアップは非常に重要ですが、トラブルそのものを防止する機能ではありません

不正アクセスや操作ミスなどが起きた際に、以前の状態へ復元するための「最後の備え」と考えるのが適切です。

また、復旧時に慌てないためには、バックアップがあることだけでなく復元方法まで事前に確認しておくことをおすすめします。

重要な変更前には手動バックアップを取得するなど、自分でも備えておくとさらに安心です。

バックアップは「事故を防ぐもの」ではなく、「事故から戻るためのもの」です。

WAFがあっても弱いパスワードや古いプラグインは別問題

WAFなどの防御機能が有効でも、利用者側の設定に弱点があればリスクは残ります

たとえば、簡単なパスワードの使用、長期間更新していないプラグイン、不要になったテーマの放置などは避けたいところです。

サーバー側のセキュリティと利用者側の管理は「どちらか一方」ではなく両方必要です。

特にWordPressでは、アップデートを継続することを基本的な安全対策として考えましょう。

高性能な防御機能があっても、管理画面の鍵が弱ければ安全とはいえません。

WordPressをラッコサーバーに置いて大丈夫?

ラッコサーバーはWordPressの自動インストールにも対応しています。ただし、WordPress特有のリスクまでサーバー側だけで完全に解決できるわけではありません。

WordPressで狙われやすいのはサーバーだけではない

WordPressサイトへの攻撃では、必ずしもレンタルサーバーそのものが狙われるとは限りません。

管理画面への不正ログインや、WordPress本体・テーマ・プラグインの脆弱性が狙われることもあります。

そのため、「安全なサーバーを選べば終わり」ではなくWordPress側も管理することが重要です。

ラッコサーバーのWAFなどを活用しつつ、利用者側でも更新・パスワード管理・不要機能の削除を続けましょう。

WordPressの安全性は「サーバー選び+自分での管理」で決まります。

参考:WordPress対応の安いレンタルサーバー【最新おすすめランキング】

テーマ・プラグインを放置すると安全性は下がる

WordPressでは機能を追加できるプラグインが便利ですが、古いバージョンを使い続けるのは避けたいところです。

脆弱性が見つかった場合でも、アップデートによって修正されることがあります。

使っているテーマやプラグインを最新版に保つことは、サーバー選びと同じくらい重要です。

また、使っていないプラグインを大量に残すのではなく、本当に必要なものだけに整理することで管理もしやすくなります。

使っていないプラグインまで残し続けず、必要なものを最新状態で使うのが基本です。

ラッコサーバー自身もWordPressの更新を推奨している

WordPressでは重大な脆弱性が発見されることがあり、公開後も継続的なアップデートが必要です。

実際にラッコサーバーでも、WordPressに関する重大な脆弱性が確認された際には利用者向けに注意喚起を行っています。

ここから分かるのは、サーバー側の防御機能だけに頼らずWordPress側でも更新対応が必要ということです。

サイトを作って終わりにせず、管理画面の更新通知を定期的に確認する習慣をつけましょう。

WordPressは「設置したら終わり」ではなく、公開後の更新まで含めて安全管理です。

サーバー側と利用者側の「守る範囲」を整理

安全対策で迷ったら、「ラッコサーバーが担当する部分」と「自分で管理する部分」を分けると理解しやすくなります。

サーバー側にはWAF・SSL・バックアップ・監視などがありますが、WordPressのパスワードやプラグイン選びは利用者が管理します。

どちらか片方だけではなく、2つの対策が重なることで安全性が高まると考えましょう。

特にWordPressの更新は利用者側で忘れず確認したいポイントです。

ラッコサーバー側 利用者側
WAF・IPS・IDS WordPressの更新
SSL テーマ・プラグインの更新
自動バックアップ 強いパスワードの設定
サーバー監視 不要なプラグインの削除
インフラの保守 異常がないか定期確認

「どこまでサーバーが守ってくれるのか」を理解しておけば、自分がやるべき対策も見えてきます。

データが消えるのが怖い人はバックアップをここまで確認

大切なサイトを預けるなら、攻撃対策と同時にデータ保全も確認したいところです。ラッコサーバーのバックアップをもう少し具体的に見ていきます。

30世代バックアップなら「昨日の状態」に戻せる?

ラッコサーバーでは、直近30日分のデータを世代管理しており、保管期間内なら任意の日付のファイルやデータベースを復元できます。

そのため、更新後に不具合が出た場合などに、トラブル発生前のバックアップが残っていれば以前の状態へ戻せます

ただし、復元するとその時点以降の変更内容が失われる可能性があります。

「昨日に戻せるから安心」と考えるだけでなく、復元するデータと日時を確認してから操作することが大切です。

30日分あることで、「どの時点まで戻すか」を選べる余地があります。

サーバー本体と別地域にバックアップがあるメリット

バックアップで意外と見落とされやすいのが、本体とバックアップの保管場所です。

ラッコサーバーは東京にサーバーを置き、バックアップを西日本に保管しています。

同一地域にまとめて保管するより、災害などによる同時被災のリスクを分散できます。

つまり、不正アクセス対策だけでなく物理的な災害まで想定したデータ保全になっています。

サイトを長期間運営するなら、バックアップの保存場所まで確認する価値があります。

本体とバックアップを離して保管することで、災害時のリスクを分散できます。

契約期限が切れても180日以内なら復旧できる

ラッコサーバーでは、契約期限切れ後180日以内であれば即時復旧できると案内されています。

更新忘れなどで契約期限を過ぎた場合に、すぐサイトデータが完全に失われる仕様ではない点は安心材料です。

特に複数サイトを管理していると更新時期を見落とす可能性もあるため、期限切れに対する猶予が設けられているのはデータ保全の面でメリットがあります。

ただし、180日をバックアップ期間として当てにする使い方は避けましょう

更新忘れへの猶予はありますが、契約期限そのものを管理することが基本です。

それでも自分でもバックアップを取ったほうがいい?

重要なサイトであれば、サーバー側の自動バックアップだけでなく、自分でも定期的にデータを保存しておくとより安心です。

ラッコサーバーでは自動バックアップのダウンロードに加えて、手動バックアップも利用できます。


▲手動バックアップ画面

特にWordPress本体やテーマを大きく変更する前は、変更直前のバックアップを手元にも残しておくと復旧手段を増やせます。

サーバー任せにしないバックアップ体制を作ることで、万一への備えを強化できます。

重要な変更をする前だけでも、自分でバックアップを残しておくと安心です。

不正アクセスされたらどうなる?ラッコサーバーの対応を確認

セキュリティ対策では「侵入されないこと」だけを考えず、問題が発生したあとに確認・復旧できるかも重要です。

不正アクセス・ウイルスなどのトラブル時はサポートへ相談できる

サイトに異常が発生した場合、自分だけでは原因を判断できないケースもあります。

ラッコサーバーには問い合わせフォームによるカスタマーサポートがあり、フォーム自体は24時間送信できます。

ただし、サポートスタッフによる回答は常時リアルタイムではなく、通常は1日以内、案内上は平日3営業日以内の回答となっています。

そのため緊急時は問い合わせだけに頼らず、バックアップやログも確認しながら対応することが大切です。

24時間監視とカスタマーサポートの営業時間は別なので、混同しないようにしましょう。

アクセスログなどを確認できる環境も重要

不審なアクセスが疑われるときは、「いつ・どこへアクセスされたのか」を確認できる情報が原因調査の手掛かりになります。

ラッコサーバーではcPanelを採用しているため、サイト運営者自身がサーバー側の情報を確認できる環境があります。

ただし、ログを見ただけで攻撃の原因を特定できるとは限りません。

普段と違う挙動を発見したら、ログ確認・WordPress確認・必要に応じた問い合わせを組み合わせるのが現実的です。

異常を早めに発見する意識も安全運用には欠かせません。

問題発生時に原因を追えるよう、普段から管理画面の場所を把握しておくと安心です。

「危険なサイト」と表示されたら放置しない

ブラウザや検索サービスから危険なサイトとして警告された場合は、そのままサイト運営を続けないことが重要です。

不正なファイルの設置やWordPressの改ざんなどが疑われる場合、原因を確認したうえで正常な状態へ戻す必要があります。

バックアップが残っていても、原因を解消せず復元するだけでは再発する可能性があります。

「復元する→原因を取り除く→WordPressを更新する」という視点で対応し、同じ問題を繰り返さないことまで考えましょう。

元に戻すだけではなく、「なぜ問題が起きたのか」まで確認することが再発防止につながります。

運営会社は信用できる?サーバー以外の安全性も確認

大切なサイトを預ける以上、セキュリティ機能だけでなく、サービスの運営体制やアカウント管理についても確認しておきましょう。

ラッコサーバーを運営しているのはラッコ株式会社

ラッコサーバーラッコ株式会社が提供するレンタルサーバーで、2021年9月にリリースされた比較的新しいサービスです。

一方、物理サーバーやネットワークインフラについては、ホスティング事業者との提携による保守管理体制が案内されています。

運営年数だけを見れば老舗サーバーより短いものの、インフラの保守まで自社だけで抱えているわけではありません

安全性を見るなら、知名度だけでなく実際の保守・監視体制まで確認することが大切です。

「新しいサービスだから不安」と決めつけず、実際のインフラ管理体制まで確認して判断しましょう。

ラッコIDではSMS認証または本人確認が必要

ラッコサーバーを利用するにはラッコIDへの登録に加えて、ユーザー情報の登録と認証が必要です。

公式マニュアルでは、初回利用時にSMS認証または本人確認を行う流れが案内されています。

誰でも完全匿名で利用できる仕組みではないため、サービスの不正利用を抑えるという意味でもプラスの要素と考えられます。

ただし、認証があるからアカウントを乗っ取られないわけではありません。利用者自身もパスワードを適切に管理する必要があります。

本人確認の仕組みと、自分自身のログイン情報管理は別々の対策として考えましょう。

障害・メンテナンス情報を公開しているかも確認する

レンタルサーバーを長く利用するなら、障害発生時に情報が公開されるかも確認しておきたいポイントです。

サーバー障害そのものを完全になくすことは難しいため、重要なのは発生後の情報提供と復旧体制です。

ラッコサーバーでは公式サイト上で障害・メンテナンスに関する告知が掲載されています。

障害履歴を隠さず確認できることも、サービスの運用体制を判断する材料になります。

契約後も異常時は公式のお知らせを確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

「障害が一度もないか」ではなく、発生したときの情報公開と対応体制も見て判断しましょう。

他社と比べてラッコサーバーの安全性は弱くない?

安全性を判断するには、ラッコサーバー単体を見るだけでなく、一般的な国内レンタルサーバーで重視される機能と比較することも有効です。

安全性を見るならWAF・SSL・バックアップ・監視体制を比較

レンタルサーバーを比較するときは、単純なセキュリティ機能の数より「防御・暗号化・復旧・監視」の4方向から見ると判断しやすくなります。

ラッコサーバーにはWAF等、無料SSL、30日間の自動バックアップ、24時間365日の監視体制があります。

このため、個人向けレンタルサーバーとして確認しておきたい基本的な安全対策は揃っていると判断できます。

他社と比較する場合も、料金だけでなくバックアップ期間や復元条件まで比較しましょう。

  • 不正アクセスを防ぐWAFなどがあるか
  • 無料SSLに対応しているか
  • 自動バックアップは何日分あるか
  • バックアップの復元に料金がかかるか
  • サーバーの監視・障害対応体制があるか

「セキュリティ機能あり」だけではなく、具体的に何を守れるのかを比較してください。

参考:セキュリティの高いレンタルサーバーを徹底比較!おすすめのレンタルサーバーも紹介

安全性だけを理由にラッコサーバーを避ける必要はある?

公式に確認できる機能を見る限り、「安いからセキュリティ機能がほとんどない」というサービスではありません

WAF等の攻撃対策からバックアップ、SSL、24時間監視まで用意されています。

したがって、一般的なブログやアフィリエイトサイトなら、安全性だけを理由にラッコサーバーを候補から外す必要性は低いでしょう。

むしろ比較時には、料金や速度、容量、管理画面なども含めて、自分の用途に総合的に合うかで判断するのがおすすめです。

「安い=危険」とは判断せず、搭載されている安全機能を具体的に見て選びましょう。

ラッコサーバーの安全性が向いている人・慎重に考えたい人

セキュリティ機能が充実していても、すべてのサイトに最適とは限りません。サイトの用途や求める安全基準から判断してみましょう。

個人ブログ・アフィリエイトサイトなら候補にしやすい

個人ブログやアフィリエイトサイトでは、WordPressを安全に運営できる基本環境が重要になります。

ラッコサーバーはWAF等、無料SSL、自動バックアップなどを標準で利用できるため、個人サイトで必要になる対策を自分で一から構築する必要はありません。

料金を抑えながら最低限以上の安全対策も確保したい人には候補にしやすいでしょう。

一方で、契約後もWordPressの更新などは自分で続ける必要があります。

ブログ用途なら「安さ」と「基本的な安全対策」を両立したい人と相性があります。

参考:WordPress対応の安いレンタルサーバー【最新おすすめランキング】

サイト売買を予定している人にも相性がいい

ラッコサーバーには、同社のサイトマーケットと連携できるサイト売買を意識した仕組みがあります。

将来的にブログやアフィリエイトサイトを売却する可能性がある人にとっては、単にサーバーを借りるだけではないメリットがあります。


▲サイトマーケット

ただし、売却予定がある場合ほど、日頃からサイトを安全な状態に保ち、データやアカウントを適切に管理することが重要です。

「育てて売る」ことまで視野に入れたサイト運営なら検討しやすいサービスです。

サイト売却まで考えている人は、安全性だけでなくサービス間の連携も比較材料になります。

高度なセキュリティ要件がある法人サイトは別途確認したい

ラッコサーバーは公式にも法人利用に対応できる機能を案内していますが、すべての法人に同じ安全基準が求められるわけではありません

個人情報や機密情報を大量に扱うサービスでは、社内規定や業界独自のセキュリティ基準が設けられている場合があります。

その場合、一般的なレンタルサーバーとして安全かではなく、自社の要件を満たすかを個別に確認してください。

IP制限など利用できる追加対策も含めて検討するとよいでしょう。

法人利用では「安全かどうか」ではなく、「自社のセキュリティ要件を満たすか」で判断しましょう。

ラッコサーバーを契約したら最初にやっておきたい安全設定

安全性を高めるには、サーバー選びだけで終わらせず、WordPressを公開した直後の設定も重要です。難しい作業を増やすより、まず基本を押さえましょう。

WordPress・テーマ・プラグインを最新版にする

最初に確認したいのが、WordPress本体・テーマ・プラグインのバージョンです。

脆弱性が修正された新しいバージョンが公開されているのに、古い状態のまま使い続けると不要なリスクを抱えることになります。

更新できるものは最新版にしたうえでサイト運営を始めるのが基本です。

ただし、大規模な更新では不具合が発生する場合もあるため、重要なアップデート前にはバックアップを取ると安心です。

「古いまま放置しない」を習慣にするだけでも、WordPressの安全管理は大きく変わります。

管理者パスワードを使い回さない

WordPressの管理者パスワードには、他サービスと同じものを使い回さないようにしましょう。

別サービスからパスワードが漏えいした場合、同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを試される可能性があります。

ラッコIDとWordPressを含め、重要なアカウントにはそれぞれ異なる強いパスワードを設定するのがおすすめです。

また、パスワードだけに頼らず、利用できる認証機能も活用し、アカウントそのものを守る意識を持ちましょう。

同じパスワードの使い回しをやめることは、シンプルですが重要な対策です。

SSL化されていることを確認する

WordPressを公開したら、ブラウザでサイトを開き、HTTPSで正常に表示されるかを確認しましょう。

ラッコサーバーでは独自SSLを無料で利用できますが、実際のサイト側でもHTTPS化されていることを確認しておくと安心です。

URLが「https://」になっているかだけでなく、ページ内で警告が表示されていないかもチェックします。

画像など一部コンテンツだけHTTPのまま残っていないかも確認し、公開直後に通信環境を整えるようにしましょう。

SSL機能が「ある」だけで終わらず、実際のサイトがHTTPSになっているか確認しましょう。

バックアップから復元できる場所を確認しておく

トラブルが起きてから初めて管理画面を探すと、復旧までに時間がかかってしまいます。

サイトが正常なうちに、バックアップの確認・ダウンロード・復元を行う場所を把握しておきましょう。

ラッコサーバーではJetBackup5から過去のバックアップを確認できます。


▲JetBackup5

「バックアップされているから安心」で終わらず、必要なときに自分で取り出せる状態にしておくことが重要です。

復元手順のページをブックマークしておくのもおすすめです。

トラブルが起きる前に、一度バックアップ画面を確認しておくだけでも安心感が違います。

不要なテーマ・プラグインを削除する

WordPressを試していると、使わなくなったテーマやプラグインが残りやすくなります

不要なものまで管理対象として抱えると、アップデートの確認項目が増え、古いバージョンを放置する原因にもなります。

現在使っていないものは整理し、必要なテーマ・プラグインだけを維持するのがおすすめです。

「セキュリティ機能をたくさん追加する」より、まずは管理対象をシンプルに保つことから始めましょう。

使っていないものを減らすことも、WordPressを安全に管理しやすくする方法のひとつです。

  • WordPress・テーマ・プラグインを更新する
  • パスワードを使い回さない
  • HTTPSで表示されているか確認する
  • バックアップの場所と復元方法を確認する
  • 不要なテーマ・プラグインを削除する

まとめ|ラッコサーバーは「安全機能があるか」より守備範囲を理解して選ぼう

ラッコサーバーには、Imunify360によるWAF・IPS・IDS、無料SSL、30日間の自動バックアップなど、WordPressサイトを運営するうえで確認しておきたい機能が用意されています。

さらに、バックアップをサーバー本体とは異なる地域に保管し、24時間365日の監視体制も案内されています。

安全対策 ラッコサーバー
WAF・IPS・IDS
無料SSL
自動バックアップ 30日間
別地域バックアップ
24時間監視

ただし、これらは「ラッコサーバーを使えばWordPressが絶対安全」という意味ではありません

サーバー側がWAFやバックアップなどを担当する一方で、WordPress本体・テーマ・プラグインの更新やパスワード管理は利用者側で行う必要があります。

つまりラッコサーバーの安全性を判断するときは、「機能があるか」だけではなく「どこまでサーバー側が守ってくれるのか」を見ることが重要です。

個人ブログやアフィリエイトサイトであれば、安全性だけを理由に候補から外す必要性は低いでしょう。

一方で、個人情報や機密情報を大量に扱うサイトなど、高度なセキュリティ要件がある場合は、必要な条件を整理して他社とも比較してください。

ラッコサーバーは基本的な安全対策が揃っています。あとは「サーバーが守る部分」と「自分で守る部分」を分けて考えることが大切です。

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