訪問診療バイトの実際と、募集で見るべきポイント

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医師求人サイトでアルバイトを探していると、訪問診療のアルバイト求人がよく目につくものの、『今まで経験したことのない領域だから大丈夫かな?』と思い、いつもの慣れた外来のアルバイトを選んでいませんか?

高齢になるほど慢性疾患の併存が増加し、定期的な通院が必要となります。
また高齢になれば、体力の低下や認知機能の低下があいまって、ご自身だけでは通院困難となります。
そのため超高齢社会で高齢者の数が増加し、自宅や施設に医師が直接おもむいて診療を行う、訪問診療のニーズは年々増しています。

訪問診療のニーズは今後も増え続ける!

内閣府により発表されている高齢者社会白書によると、大都市においては、65歳以上の高齢者の割合が、2040年以降に最大になる見込みであり、訪問診療のニーズが今後も増え続けることが予想されます。

訪問診療のニーズがあるということは、それだけアルバイトの求人も増えてきます。

そのため訪問診療のアルバイトを敬遠していると、自分の条件に合ったアルバイト先をみすみす見逃す可能性が高くなります。
また金銭面についても、日勤帯の業務であれば、日給8−10万円の金額設定がされており、決して悪くはない条件です。

今後の診療ニーズも考慮すると、訪問診療を経験しておくことで、診療技術の習得や在宅制度の理解もでき、得られるものは多いです。
求人の多さ、金銭面、今後のニーズを考えると訪問診療のアルバイトを経験しておくことはメリットがあります。
「訪問診療のバイトをやってみたいけど・・・」と尻込みしている方のために、

  • 訪問診療の業務内容
  • 訪問診療のアルバイト先を選ぶポイント

についてこの記事で紹介していきます。

訪問診療の実際

訪問のスケジュールはどうなっている?

平日の日勤帯は定期訪問と、体調不良時などの臨時で行う訪問(往診)で成り立っています。
定期訪問は2週間に1度というのが一般的ですので、第5週については定期訪問を行わないクリニックが多いです。

もちろん患者さんの状態により、頻回に訪問することはあります。

定期アルバイト、スポットアルバイト、夜間アルバイトの違いは?

訪問診療は定期的な訪問が必要となるため、定期アルバイトの場合は主治医として患者を任されるのが一般的です。
スポットや夜間のアルバイトであれば定期訪問がないため、オンコールとして、どこかで待機をしながら、患者さんより往診の依頼があれば出動するという体制になります。

診療現場へはどのように移動するか?

在宅診療では訪問クリニックより半径16kmが診療圏内となります。
診療圏全てをカバーするということはないですが、数km圏内を診療圏とするため車での移動がメインとなります。
一般的には同行する医療事務やドライバーが運転を担当します。

診療のサポートはどうなっているか?

医師の診察には看護師、医療事務が同行します。
同行者が多い場合は診療業務の分担ができるため、現場での医師は診療業務に集中することができます。
ただ同行スタッフについては、クリニックによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

診療業務はどのようなことを行うか?

自宅もしくは施設に訪問して診療を行うため、クリニックや病院とは異なり診療行為には限りがあります。
身体診察や定期採血検査などを行い普段の状況を確認していきます。

ただ対象となる患者は、状態が安定していて、処方内容が固定されている方々が多いため、訪問の際にいつも容態が変化しているといった方は少ないです。
もちろん体調不良などの際には、バイタルサインの解釈といった救急の知識を必要としますが、現場でできる処置は点滴など限られたものになります。

カルテはどうなっている?

休日や夜間帯の対応をするためには患者情報の共有が重要なので、電子カルテの利用をしているクリニックがほとんどです。
パソコンやタブレット端末を用いるため、どこでも記載することが可能です。

担当患者数はどれくらいか?

定期的な訪問を行う場合の担当患者数については、居宅だと半コマで5件前後、施設だと10〜20人ほどになります。
一般外来と比較してすると、訪問診療では患者1人の単価が高くなるため、診療しなければならない人数は外来バイトよりは少なくなります。
そのため定期訪問のみであれば、時間に比較的ゆとりがあります。
また定期訪問が終了した後は待機となりますので、当日のカルテ記載などが終了すれば、自分のやりたいことに時間を費やすことができます。

車酔いしない方であれば、移動時間にカルテを記載することができるため、その分だけ更に自由になる時間が増えます。

アルバイトを探す時に注意すべきポイント

在宅診療の実際についてイメージがわいてきたでしょうか?
実際にクリニックによって細かいところで働き方が異なってきます。
その違いにより働きやすさも変わってきますので、いくつかクリニックを選ぶ際のポイントについてお伝えします。

直行直帰か?

直行直帰だとクリニックによらずに自宅から出発し、定期訪問が終了したら自宅に戻れます。
クリニックによっては車で直接迎えに来てくれるところもあるため、始業時間まで自宅で過ごせ、定期訪問の後も自宅に戻れる。
そのため業務時間内であっても自分の時間を持つことができます。

特に子育てなどされており、家事をこなさないといけない方にはかなりポイントになります。

オンコール時の待機場所は?

特にスポットや夜間のアルバイトの際に考慮した方がいいポイントです。
待機する場所は自宅やクリニックが用意する待機所(クリニックやホテル)、となるのが一般的です。
自宅であれば、業務時間中に往診の依頼がなければ、ずっと自宅で過ごすことができるため、かなりゆったりとした業務になります。

ファーストコールは誰がとる?

患者さんや家族、また施設スタッフから何かあれば電話がかかってきます。
ファーストコールの対応が医師の場合は、常に相談の電話がかかってくるという状況です。

病院と同じではないか、というように思われるかもしれません。
しかし病院とは違い、非医療関係者から、自分が把握していない患者に関しての医療相談が来るため、的外れな内容でよくわからないといったこともよくあります。
その際に対応が雑になってしまうと、クレームにつながり、自分の評価が下がってしまいます。

いろいろと気にしながら対応することが迫られるため、病院とはまた異なるストレスになります。

ファーストコールの対応が看護師か事務職員の場合、一旦情報を受け止めてから報告をしてくれます。
医師が対応を判断し、伝えるだけなので、ストレスはかなり軽減されます。

土日の勤務で定期訪問はあるか?

土日の日勤帯に定期訪問を入れているかどうかは、クリニックにより異なります。
土日は常勤医師が休日であることが多く、クリニックの担当患者さん全員の往診業務を担います。

そのため定期訪問が入っていると、患者数や診療エリアによっては忙しいかもしれません。
また常勤医師がいないと、困った時に相談できないので、慣れていなければ相談のしやすい平日日勤か、休日であれば定期訪問がないところをおすすめです。

アルバイト探しは、医師専門のアルバイト求人サイトがおすすめ

医師向けのアルバイトを探す場合は、医師専門のアルバイト求人サイトがおすすめです。
医師専門のアルバイト求人サイトでは、スポットバイトや定期非常勤のバイトが豊富に紹介されています。
サイトに登録すると、一般には公開されていない人気の非公開求人も閲覧することができるので、ぜひ登録しましょう。
人気の求人はすぐに埋まってしまいますので、気に入った求人を見つけたら、すぐに応募しましょう。

アルバイトの希望条件を登録しておくと、メールなどで知らせてくれるので便利ですよ。

下記ページで、各医師の先生に合ったおすすめのアルバイト求人サイトを紹介していますので、参考にしてみてください。

以上、在宅診療の実際と、クリニックを選ぶ際のポイントについてお伝えさせていただきました。

まとめ

在宅診療は一般の診療所や病院とはかなり働き方が異なります。
また社会的なニーズが増えているため、求人が多く、自分の働き方とマッチした案件に出会う可能性が高いです。
今回の記事で興味を持たれたら、訪問診療のアルバイトを行なってみてください。

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