遺品整理業者9社を比較!料金・サービスの違いとおすすめ業者を紹介

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遺品整理業者を探しているものの、「料金の違いがわかりにくい」「どこまで作業してもらえるのかわからない」と迷う方は少なくありません。

遺品整理は荷物の量や間取りだけでなく、買取、供養、清掃、搬出条件などによって費用やサービス内容が変わります。そのため、表示されている最低料金だけを見て決めるのではなく、見積もりに含まれる作業内容まで比較することが重要です。

この記事では遺品整理業者9社について、料金や対応エリア、サービス内容、見積もり方法などを比較しました。料金の安さだけでは判断せず、依頼しやすさや許可・廃棄物処理の方法なども確認しながら紹介します。

初めて遺品整理を依頼する方は、気になる2〜3社から見積もりを取ったうえで比較してみてください。

遺品整理業者 こんな方におすすめ 対応エリア
【1位】遺品整理110番 全国対応で、できるだけ早く遺品整理の相談先を見つけたい方 全国
  • 24時間365日受付で時間を選ばず相談しやすい
  • 全国の加盟店ネットワークを活用して近隣の対応業者を探しやすい
【2位】アールクリーニング 関東で大量の遺品を片付け・清掃までまとめて任せたい方 関東中心
  • 作業実績50万件突破・利用者満足度93.6%
  • 片付けから搬出後の清掃までまとめて相談しやすい
【3位】片付け堂 料金の安さだけでなく、廃棄物の適正処理まで重視したい方 全国各地
  • サービス実績累計30,000件以上・全国36店舗を展開
  • 全店舗が一般廃棄物収集運搬業の許可業者と公式サイトで案内

目次

遺品整理業者9社を比較!料金・実績・サービスの違いを一覧でチェック

遺品整理業者を比較するときは、料金だけを見るのではなく、対応エリアや実績、見積もり方法、買取、廃棄物の処理体制なども確認することが大切です。

特に遺品整理は、荷物量や間取り、搬出条件によって費用が大きく変わります。そのため、最低料金よりも「どんな強みがあり、どんな人に向いているか」で候補を絞るのがおすすめです。

まずは今回紹介する9社を、料金・実績・対応エリア・特徴・見積もりなどの項目で比較してみましょう。

遺品整理業者9社の料金・実績・対応エリアを比較

業者名 料金目安 実績・特徴 対応エリア
遺品整理110番 要見積もり 24時間365日受付・全国の加盟店ネットワーク 全国
アールクリーニング 要見積もり 作業実績50万件突破・満足度93.6% 関東中心
片付け堂 1R・1K 40,000円〜 累計30,000件以上・全国36店舗 全国各地
遺品整理プログレス 1K 15,000円〜 年間問い合わせ10,000件以上・遺品整理専門 全国各地
エコノバ 業者により異なる 最大5社を比較可能・利用料0円 全国
遺品整理専門 ライフリセット 要見積もり 24時間365日受付・全国対応 全国各地
リリーフ 要見積もり 創業60年・年間相談12,000件・満足度96% 全国各地
きずな屋 1R・1K 40,000円〜 実績50,000件以上・満足度97% 関東中心
クリーンケア 1K 28,000円〜 月間整理100件・満足度98.5% 関西中心

遺品整理業者9社の見積もり・買取・おすすめな人を比較

業者名 見積もり 買取 こんな人におすすめ
遺品整理110番 問い合わせ後に確認 担当業者による 全国から早めに相談先を見つけたい人
アールクリーニング 事前見積もり 要確認 関東で大量の遺品を片付け・清掃まで任せたい人
片付け堂 無料出張見積もり 一部店舗で対応 廃棄物の適正処理や許可を重視したい人
遺品整理プログレス 事前見積もり 対応あり 仕分け・供養・買取までまとめて相談したい人
エコノバ 複数業者を比較 業者による まず相見積もりを取って料金差を見たい人
遺品整理専門 ライフリセット 問い合わせ後に確認 要確認 退去期限などがあり急いで遺品整理を進めたい人
リリーフ 事前見積もり 対応内容を確認 実家を丸ごと整理したい人
きずな屋 事前見積もり 対応内容を確認 関東でスタッフ対応の丁寧さまで重視したい人
クリーンケア 現地確認後に提示 対応内容を確認 遺品整理後の不動産売却まで相談したい人

この表では、「料金」「実績」「対応エリア」「見積もり」「買取」「おすすめな人」まで一度に確認できます。

9社の違いを最短で把握したい方は、まず「実績・特徴」と「こんな人におすすめ」の2列を見て候補を2〜3社に絞ると比較しやすくなります。

9社を比較するときに特に見るべき3つのポイント

遺品整理業者を比較するときに、すべての項目を同じ重さで見る必要はありません。

特に重要なのは、料金の総額・廃棄物の処理方法・自分が必要とするサービスに対応しているかの3点です。

最低料金が安くても、搬出費や車両費、処分費などが別料金になれば、最終的な支払額は高くなることがあります。

また、遺品整理では家庭から大量の不要品が出ることが多いため、一般廃棄物をどのような方法で適正に処理するのかまで確認して業者を選ぶことが大切です。

供養や買取、特殊清掃を希望する方は、必要なサービスをまとめて依頼できるかも確認しておきましょう。

比較表で最安値を探すより、「自分のケースに強い業者」を2〜3社選んで総額見積もりを取る方が失敗しにくくなります。

  • 必要な作業を含めた最終的な見積もり総額
  • 家庭から出る不要品の処理方法
  • 買取・供養・特殊清掃など必要なサービスへの対応

おすすめの遺品整理業者TOP9

比較表で候補を絞ったら、ここからは各社の強みを詳しく確認していきましょう。

今回の9社は、単純に「どこが一番安いか」だけで順位をつけているわけではありません。

対応エリア・受付体制・実績・遺品整理との相性・見積もりのしやすさなどを総合して比較しています。

【1位】遺品整理110番|全国ネットワークと24時間受付で「まず相談したい」に強い

遺品整理110番のおすすめポイント

  • 24時間365日いつでも相談できる受付体制
  • 運営会社は生活トラブル領域で約7,400社の加盟店ネットワーク
  • 全国から近隣の対応業者を探しやすい
こんな人におすすめ「急いでいるけれど、地元の遺品整理業者を一社ずつ探している余裕がない」という方なら、最初の相談先として使いやすいサービスです。

遺品整理110番の強みは、「遺品整理をしたいけれど、どの業者へ電話すればいいかわからない」という段階から相談しやすいことです。

運営会社のシェアリングテクノロジー株式会社は、暮らしのトラブルを扱うプラットフォーム全体で約7,400社の加盟店ネットワークを構築しています。24時間365日受付にも対応しており、遠方の実家を急いで整理したい場合などにも問い合わせやすいでしょう。

最大の魅力は、自分で地域の遺品整理業者を何社も探す手間を省きながら、全国から相談できることです。「今週中に片付けたい」「退去期限が迫っている」といった、時間をかけて業者探しをしていられないケースとも相性があります。

注意点は、実際の作業を担当する業者が地域によって異なることです。見積もり金額・作業範囲・追加料金・廃棄物の処理方法は担当業者ごとに確認してください。

「業者探しから時間をかけたくない」という方に一押し。全国対応と24時間受付を活かして、まず相談先を確保したいときに便利です。

【2位】アールクリーニング|作業実績50万件突破!関東で大量処分を急ぐなら候補

アールクリーニングのおすすめポイント

  • 作業実績50万件突破
  • 利用者満足度93.6%
  • 東京・神奈川・埼玉・千葉は出張費0円
こんな人におすすめ「関東の実家に大量の家具や家電が残っていて、できるだけ早く一気に片付けたい」という方に特に向いています。

アールクリーニングは、遺品整理だけでなく不用品回収やゴミ屋敷の片付けなど、「物量の多い片付け」を得意とする業者です。公式サイトでは作業実績50万件突破、利用者満足度93.6%と案内されています。

東京・神奈川・埼玉・千葉では出張費0円で、基本料金や車両料金、搬出作業費、梱包作業費も0円とする料金体系を掲げています。

遺品が数点ではなく「家一軒分残っている」というケースで候補にしやすいのがアールクリーニングです。遺品整理後に室内清掃まで必要な場合も、片付けとあわせて相談しやすいでしょう。

デメリットは、全国型ではなく得意エリアが東京・神奈川・埼玉・千葉を中心とする関東圏であることです。エリア外では条件が異なる可能性があるため、住所を伝えて料金を確認してください。

「遺品が多すぎて家族では手に負えない」という関東の方に一押し。50万件超の作業実績は、大量片付けを任せるうえで目を引く数字です。

【3位】片付け堂|全36店舗が一般廃棄物収集運搬業の許可業者

片付け堂のおすすめポイント

  • サービス実績累計30,000件以上
  • 全国36店舗すべてが一般廃棄物収集運搬業の許可業者
  • 全店舗で損害賠償保険に加入
こんな人におすすめ「安さよりも、廃棄物を誰が処理するのかまで明確な業者を選びたい」という慎重派の方に一押しです。

片付け堂は、料金の安さだけでなく「許可を持つ業者へ任せたい」という方に注目してほしいサービスです。

2021年4月〜2026年3月のサービス実績は累計30,000件以上。全国36店舗を展開しており、公式サイトでは全店舗が各市町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を取得していると明記されています。

家庭から大量の不要品が出やすい遺品整理だからこそ、「処分の適法性を確認しやすい」という点が片付け堂最大の差別化ポイントです。全店舗が損害賠償保険に加入している点も、家具搬出時の事故が気になる方には安心材料になります。

料金は1R・1Kで40,000円〜が一つの目安です。最安値だけを追う人には割高に感じる可能性がありますが、許可・保険・見積もりのわかりやすさまで含めて比較したい方には向いています。

「知らない業者に大量の遺品を任せるのが不安」という方に一押し。許可と保険を明示している点は、価格表以上に重要な比較材料です。

【4位】遺品整理プログレス|年間問い合わせ1万件以上!供養・買取までまとめたい人向け

遺品整理プログレスのおすすめポイント

  • 年間問い合わせ実績10,000件以上
  • 遺品整理士の資格を持つ専門スタッフが対応
  • 遺品買取・供養など遺品整理特有の相談にも対応
こんな人におすすめ「ただ捨てるのではなく、形見・買取品・供養する品をきちんと仕分けながら整理したい」という方におすすめです。

遺品整理プログレスは、その名前どおり「遺品整理そのもの」を主軸にしている専門サービスです。公式サイトでは年間問い合わせ実績10,000件以上、遺品整理士資格を持つ専門スタッフが対応すると案内されています。

料金は1K15,000円〜を掲げており、遺品の仕分けだけでなく買取や供養についても相談できます。

家具を運び出して終わりではなく、「残す・売る・供養する・処分する」を一つずつ整理したい方ほどプログレスの強みを活かしやすいでしょう。故人の思い出の品を雑に扱われたくないという家族にも候補にしやすいサービスです。

注意したいのは、1K15,000円〜はあくまで最低料金で、実際は物量や作業内容で変わることです。価格だけで即決せず、供養や買取を含めた総額を確認してください。

「不用品回収ではなく、ちゃんと“遺品整理”として扱ってほしい」という方に一押し。供養や買取まで相談できるのが強みです。

【5位】エコノバ|最大5社をまとめて比較!料金差を見たい人向け

エコノバのおすすめポイント

  • 最大5社の片付け業者を比較できる
  • 会員登録不要・利用料0円
  • 遺品整理に対応する業者を地域から探せる
こんな人におすすめ「最初から1社に決めたくない。まず見積もりを並べて相場感をつかみたい」という価格比較派に一押しです。

エコノバは、今回の9社の中でも立ち位置が少し異なります。自社スタッフが遺品整理をする業者ではなく、最大5社の片付け業者から見積もりを比較できるサービスです。

遺品整理は同じ間取りでも、物量やスタッフ数、処分方法によって数万円以上の差が出ることがあります。だからこそ、最初から一社に絞らず見積もりを比較できる点には大きなメリットがあります。

「この金額、本当に高くない?」を確認するための相見積もり用として使いやすいのがエコノバです。会員登録不要・利用料0円なので、まず相場を知りたい人にも向いています。

デメリットは、サービス品質や許可、追加料金の条件が紹介される業者によって異なることです。安い業者が自動的に優良というわけではないため、最終候補は個別に確認しましょう。

「相場を知らずに高い契約をするのが怖い」という方に一押し。最大5社を比べられるので、価格の妥当性を判断しやすくなります。

【6位】遺品整理専門 ライフリセット|24時間受付で急ぎの遺品整理を相談しやすい

ライフリセットのおすすめポイント

  • 24時間365日相談できる
  • 年間3,000件以上の出動実績と紹介されている
  • 全国エリアの遺品整理に対応
こんな人におすすめ「退去や売却の日程が決まっていて、昼間に時間を取れなくても早めに相談先を決めたい」という方に向いています。

遺品整理専門 ライフリセットは、時間を選ばず相談しやすい遺品整理サービスです。2026年時点の掲載情報では、24時間365日受付・全国対応・年間3,000件以上の出動実績と紹介されています。

遠方にある実家の退去日が決まっている、仕事の都合で夜しか問い合わせできないなど、遺品整理では「じっくり業者を探している時間がない」ことも珍しくありません。

ライフリセットは、料金の安さだけでなく「時間を選ばず遺品整理の相談を始められること」が魅力です。仕分けや不用品処分のほか、供養や清掃を含む相談先として検討できます。

注意点として、今回確認時は公式LPの詳細情報を検索側から直接取得できなかったため、料金・対応内容は申し込み前に最新情報を確認するのがおすすめです。

「平日の昼間は動けないけれど、遺品整理は急ぎたい」という方に一押し。24時間相談できる点を活かしやすいサービスです。

【7位】リリーフ|創業60年・年間相談1.2万件!実家を丸ごと任せたい人向け

リリーフのおすすめポイント

  • 創業60年の実績
  • 年間相談実績12,000件・お客様満足度96%
  • 全国25店舗以上を展開
こんな人におすすめ「遺品だけでなく、家の中を丸ごと整理して売却や退去につなげたい」という大がかりな整理におすすめです。

リリーフは、「数箱の遺品を整理する」というより、住宅全体の片付けを任せたいケースで存在感のある業者です。

創業60年、年間相談実績12,000件、お客様満足度96%、全国25店舗以上と、今回比較した中でも実績数字が目立ちます。NHKをはじめ複数メディアで紹介された実績もあります。

さらに、仕分け・整理・処分・リユースまで専属スタッフがワンストップで対応。「実家一軒を空にして次の手続きへ進みたい」という規模の大きな遺品整理で頼りやすいのがリリーフです。

見積もり提出後は追加料金なしと案内されていますが、小規模な片付けで価格だけを最優先したい方にはオーバースペックになる可能性があります。家全体の整理や特殊清掃まで必要なケースほど強みを活かせます。

「実家を丸ごと片付けて次に進みたい」という方に一押し。創業60年・年間1.2万件の相談実績は、大規模整理では心強い数字です。

【8位】きずな屋|実績50,000件以上!女性遺品整理士にも相談できる

きずな屋のおすすめポイント

  • 50,000件以上の実績を掲載
  • 口コミ平均4.8・お客様満足度97%
  • 女性の遺品整理士スタッフが在籍
こんな人におすすめ「故人が女性で、衣類や私物の整理をできれば女性スタッフに相談したい」という方にも検討しやすい業者です。

きずな屋は、東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に地域密着で遺品整理を行っています。公式サイトでは50,000件以上の実績、口コミ平均4.8、お客様満足度97%を掲載しています。

特徴的なのが、女性の遺品整理士スタッフが在籍していること。故人の衣類や下着、化粧品などを整理する際、「男性スタッフだけに任せるのは少し抵抗がある」という家族もいるでしょう。

数字上の実績だけでなく、女性スタッフを希望できる点まで含めて“人の対応”を重視したい方に刺さる業者です。見積もり後に追加料金がかからないよう料金を提示し、その旨を見積書へ記載すると案内しています。

デメリットは、全国展開ではなく関東中心であることです。料金目安は1R・1K40,000円〜なので、対応地域と物量を伝えて正式見積もりを確認しましょう。

「誰が家に入って遺品を触るのかまで重視したい」という方に一押し。女性の遺品整理士へ相談できるのはわかりやすい強みです。

【9位】クリーンケア|月100件・8年連続優良事業所認定!家の売却まで見据えるなら注目

クリーンケアのおすすめポイント

  • 月間整理件数100件・利用者満足度98.5%
  • 8年連続で優良事業所認定を取得
  • 宅建資格を活かし遺品整理から不動産売却まで相談可能
こんな人におすすめ「実家を片付けて終わりではなく、そのまま売却・活用まで進めたい」という関西の方には特に相性のよい業者です。

クリーンケアは、大阪・奈良・兵庫・京都を中心とする関西の遺品整理業者です。公式サイトでは月間整理件数100件、利用者満足度98.5%を掲載しています。

さらに目を引くのが、遺品整理士認定協会の優良事業所認定を8年連続で取得していること。宅地建物取引士の資格も取得しており、遺品整理後の住宅について売却や活用まで相談できます。

「実家を片付けた後、この家をどうする?」まで一つの流れで考えられるのが、クリーンケアならではの強みです。遺品整理→空き家整理→不動産売却と、次のステップまで進めたい相続人には特に使いやすいでしょう。

料金目安は1K28,000円〜、1LDK58,000円〜。関西を主力エリアとしているため、全国どこでも同じ条件で利用できる業者ではありません。関西圏外から依頼する場合は事前確認が必要です。

「遺品整理の次に実家を売る予定」という方に一押し。片付けと不動産を別々の会社へ相談する手間を減らせるのが強みです。

遺品整理業者9社を比較してわかった料金・サービスの違い

料金だけでなく「どこまで料金に含まれるか」に差がある

遺品整理業者の料金を比較するときに注意したいのは、同じ3万円や5万円という表示でも含まれているサービスが同じとは限らないことです。

仕分け、搬出、車両、清掃、処分などが基本料金に含まれる場合もあれば、作業内容によって追加費用が必要になる場合もあります。

そのため、広告の最低料金ではなく「希望する作業をすべて含めた総額」で比較することが重要です。

特に荷物量が多い場合は、追加料金が発生する条件を書面で確認しておきましょう。

3万円と5万円の業者でも、含まれる作業が違えば安い方がお得とは限りません。総額で比較しましょう。

買取に強い業者なら遺品整理の負担を抑えやすい

遺品の中には、家具や家電、ブランド品、貴金属、骨董品など買取対象になる可能性がある物も含まれています。

買取に対応する業者なら、処分する前に査定してもらい、買取金額を遺品整理費用に充当できる場合があります。

特に物量が多い家では、「すべて処分」ではなく売却できる物を先に確認することが費用負担を抑えるポイントです。

ただし、買取には古物商許可が関係するため、買取を依頼する場合は許可や査定内容も確認しておきましょう。

価値がわからない遺品は、処分を決める前に買取できるか確認してもらう方法があります。

特殊清掃や供養など対応できるサービスが異なる

遺品整理で必要になるサービスは、室内の状況によって異なります。一般的な仕分けや搬出だけで済むケースもあれば、遺品供養やハウスクリーニングなどを希望するケースもあります。

また、孤独死などがあった住宅では、通常の清掃ではなく専門的な特殊清掃が必要になる場合があります。

そのため、自宅で必要になる作業に対応できる業者かを最初に確認しましょう。

複数サービスが必要な場合には、窓口を一本化できるかも比較ポイントになります。

特殊清掃が必要な現場は通常の遺品整理とは作業内容が異なるため、対応経験のある業者へ相談しましょう。

遺品整理業者を選ぶときに確認したい5つのポイント

見積もりの内訳と追加料金の条件を確認する

遺品整理では、最初に提示された料金だけで契約せず、何の作業にいくらかかるのかを確認しましょう。

見積書では仕分け、搬出、車両、清掃、処分などの作業範囲を確認し、不明な項目があれば契約前に質問します。

特に重要なのは、見積もり後に追加料金が発生する条件を確認しておくことです。

「当日になって想定外の作業が必要になった」というケースに備えて、追加作業を行う前に料金説明があるかも聞いておくと安心です。

口頭の金額だけで決めず、作業内容と追加料金の条件がわかる見積書を確認しましょう。

遺品整理士など専門知識を持つスタッフがいるか確認する

遺品整理では故人の私物を扱うため、単に部屋の物を運び出せばよいわけではありません。

貴重品や重要書類、写真、思い出の品などを処分品と区別しながら丁寧に仕分ける作業が求められます。

そのため、スタッフの経験や遺品整理に関する知識を確認するのも一つの判断材料です。

ただし、民間資格の有無だけで業者の適法性を判断しないことも重要です。

資格とあわせて、廃棄物の処理方法や必要な許可についても確認してください。

資格は比較材料の一つです。資格だけではなく、廃棄物を適正に処理できる体制まで確認しましょう。

買取・供養・特殊清掃など必要なサービスに対応しているか確認する

遺品整理を依頼する前に、自分たちがどこまで業者に任せたいのかを整理しておきましょう。

仕分けと搬出だけでよいのか、買取や供養、清掃まで希望するのかによって適した業者は変わります。

特に特殊清掃が必要な住宅では、通常の片付けとは異なる専門的な対応が求められることがあります。

必要なサービスを先に決めてから対応可能な業者を比較すると選びやすくなります。

そのうえで各サービスを含めた総額を確認してください。

業者を探す前に「仕分け・処分・買取・供養・清掃のどこまで必要か」を整理しておきましょう。

一般廃棄物の処理方法を確認する

家庭の遺品整理で出た不要品を廃棄物として収集・運搬する場合には、一般廃棄物処理業の許可等が重要になります。

環境省も、市区町村の一般廃棄物処理業の許可や委託を受けずに家庭ごみを回収する無許可業者を利用しないよう注意を呼びかけています。

そのため、遺品整理業者自身が許可を持つのか、許可業者と適切に連携しているのかを確認しましょう。

古物商許可や遺品整理関連の民間資格と、一般廃棄物を収集・運搬するための許可は別なので注意してください。

「遺品整理業者だから家庭ごみを自由に回収できる」というわけではありません。処理方法まで確認しましょう。

複数社から見積もりを取って比較する

遺品整理は定価の商品ではないため、同じ家でも業者によって見積もり金額が変わることがあります。

そこで、時間に余裕がある場合は2〜3社程度から見積もりを取って比較すると判断しやすくなります。

重要なのは、すべての業者へ同じ条件を伝えることです。

作業範囲をそろえたうえで総額とサービス内容を比較すれば、単純な最低料金に惑わされにくくなります。

金額だけでなく、質問への説明や見積書のわかりやすさなど契約前の対応も含めて判断しましょう。

相見積もりでは「同じ作業内容・同じ荷物量」で比較することがポイントです。

遺品整理の料金相場はどれくらい?間取り別に比較

1R・1Kの料金相場

1R・1Kは部屋数が少ないため、遺品整理では比較的費用を抑えやすい間取りです。

ただし、同じ1Kでも生活用品が少ない部屋と、家具や家電、衣類などが大量に残っている部屋では必要な作業量が大きく異なります

実際に今回確認できた業者でも、クリーンケアは1K28,000円〜、片付け堂は1R・1K40,000円〜と料金設定に違いがあります。

間取りだけで相場を決めず荷物量を含めて見積もりを取ることが重要です。

また、階段作業や大型家具の搬出条件も伝えておきましょう。

1Kでも荷物量によって料金は変わります。間取りだけでなく室内の状態を伝えて見積もりを取りましょう。

1DK・1LDKの料金相場

1DK・1LDKになると、居室に加えてキッチンや収納などにも荷物が残っているケースが増えます。

そのため、1R・1Kと比較すると仕分けや搬出に必要な作業時間が増えやすい傾向があります。

例えば片付け堂では1LDK80,000円〜、クリーンケアでは1LDK58,000円〜が料金目安として掲載されています。

ただし、これはあくまで各社の目安です。

実際の料金は間取りではなく荷物量や作業条件を含む現地見積もりで確認してください。

さらに、買取できる家具や家電があるかも相談してみましょう。

同じ1LDKでも料金は一定ではありません。各社の料金表は目安として比較しましょう。

2DK・2LDKの料金相場

2DK・2LDKでは複数の居室があるため、家具や家電だけでなく、押し入れやクローゼットなどに長年保管された遺品が多く残っているケースがあります。

物量が増えると作業スタッフや車両が増え、料金も高くなりやすくなります。

片付け堂では2LDK120,000円〜、クリーンケアでは2LDK88,000円〜が目安です。

料金表の差だけで決めず、同じ条件で現地見積もりを取って比較しましょう。

また、物量が多いほど残す物と処分する物を事前に分けることも費用調整につながります。

2LDK以上では荷物量の差が大きくなります。できれば訪問見積もりで比較しましょう。

3DK・3LDK以上の料金相場

3DK・3LDK以上では整理する部屋数が増えるため、遺品の仕分けや搬出に複数人のスタッフが必要になるケースがあります。

さらに、一戸建てでは物置や納戸、庭などにも整理対象となる物が残っている可能性があります。

片付け堂では3LDK180,000円〜、クリーンケアでは3LDK138,000円〜が料金目安として掲載されています。

ただし、広い住宅ほど間取りより実際の物量による料金差が大きくなりやすいため注意が必要です。

見積もり時には家の中だけでなく物置なども含めた作業範囲を伝えましょう。

一戸建てでは物置や庭の残置物を見落としやすいため、見積もり時に整理したい範囲をすべて伝えましょう。

同じ間取りでも料金に差が出る理由

遺品整理料金は、間取りだけで決まるわけではありません。同じ2LDKでも、家具がほとんどない住宅と、長年の生活用品が残った住宅では仕分け・搬出に必要な作業量が異なります

また、エレベーターの有無や駐車場所、階段、大型家具の解体なども料金に影響する可能性があります。

そのため、料金相場は「予算を考えるための目安」として利用するのが適切です。

正式な依頼金額については、現場の状況を確認した見積もりを基準に判断しましょう。

遺品整理では「何LDKか」より「どれだけの物を、どのような条件で運び出すか」が料金に影響します。

遺品整理業者に依頼する前に確認しておきたいこと

見積もり後に追加料金が発生する条件を聞いておく

見積もりを受け取ったら、総額を見るだけでなく追加料金が発生する可能性について確認しましょう。

例えば、見積もり時に伝えていなかった荷物の追加や作業範囲の変更などがあれば、追加費用が必要になる可能性があります。

そこで契約前に、どのようなケースで金額が変わるのかを質問しておきます。

追加作業が発生するときは作業前に金額を説明してもらえるかも確認しましょう。

さらに、見積書と契約内容を保存しておくことも大切です。

「追加料金なし」の場合も、どの条件まで見積もり金額に含まれるのか確認しておきましょう。

残す遺品・処分する遺品を事前に分けておく

業者が来る前にすべての遺品を整理する必要はありませんが、可能な範囲で絶対に残したい物を明確にしておくと作業が進めやすくなります。

特に写真、通帳、印鑑、契約書、権利関係の書類、形見として残したい物などは、処分品とは別にしておくと安心です。

判断できない遺品は無理に捨てず「保留」として業者に伝える方法もあります。

家族が複数いる場合は、誰が最終判断するのかも決めておきましょう。

迷う物はその場で処分せず、「残す・処分・保留」の3つに分けると整理しやすくなります。

貴重品や重要書類の探索を依頼できるか確認する

遺品整理では、現金や貴金属だけでなく、通帳、印鑑、保険関係書類、契約書など相続手続きに関係する物が見つかる可能性があります。

どこに保管されているかわからない場合は、業者へ探している物を事前に伝えておきましょう。

特に大量の書類や荷物が残っている住宅では、「見つけたら残してほしい物」を具体的に共有しておくことが大切です。

作業前にリストを作り、スタッフと認識を共有しておけば誤処分のリスクを抑えやすくなります。

通帳や印鑑など探してほしい物がある場合は、作業開始前にスタッフへ具体的に伝えましょう。

作業当日の立ち会いが必要か確認する

遠方の実家を整理する場合など、依頼者が作業日に現地へ行けないケースもあります。

そのため、業者を比較するときは作業当日に立ち会いが必要なのかを確認しておくとよいでしょう。

立ち会いなしで対応できる場合でも、鍵の受け渡し方法や残す遺品の指定、作業完了後の確認方法などを事前に決める必要があります。

立ち会えない場合ほど作業内容を書面や写真で共有することが重要です。

また、追加作業が必要になった場合の連絡方法も決めておきましょう。

遠方から依頼する場合は、鍵の受け渡し・作業前後の確認方法・追加作業時の連絡方法を決めておきましょう。

まとめ|遺品整理業者は料金だけでなくサービス内容まで比較しよう

遺品整理業者を比較するときは、広告に掲載された料金だけで決めるのではなく、見積もりに何が含まれているのかまで確認することが大切です。

また、遺品整理では家庭から大量の不要品が出ることもあるため、一般廃棄物を適正に処理できる業者・仕組みであるかも確認しておきましょう。

今回紹介した9社も、対応地域や料金体系、得意なサービスはそれぞれ異なります。

候補を2〜3社程度まで絞ったら、同じ作業条件で見積もりを依頼し、総額・作業範囲・追加料金・処理方法を比較してから契約するのがおすすめです。

  • 最低料金だけで業者を決めない
  • 見積もりに含まれる作業内容を比較する
  • 一般廃棄物の処理方法を確認する
  • 買取・供養・特殊清掃など必要なサービスを確認する
  • できれば2〜3社から見積もりを取る

遺品整理業者は「安いか」だけでなく、「安心して任せられる根拠があるか」まで比較して選びましょう。

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