転職で面接を受けると「いつから働ける?」と聞かれることがあります。
この質問の答え方次第で採用か、不採用か影響してくることも。
どんな答え方が良いのか見ていきましょう。
「いつから働ける?」は採用の可能性を含んだ質問
この質問があったらできるだけ前向きで、しかも早めに働けるという回答が望ましいです。
在職中でも、離職中でもいつから通えそうなのかできるだけ明確に伝えるようにしましょう。
具体的には下記のような回答です。
在職中の場合
「現在は在職中で、引継ぎの兼ね合いから今月いっぱいは業務を全うすることになっています。諸手続きが終わり、来月15日からでしたら働くことが可能です。」
離職中の場合
「現在離職中なので御社の意向に沿って働くことができます。
指定された日にちから通う形で問題ありません。」
上記のように答えるのがベスト。
決してあいまいな答えはしないようにしましょう。
「いつから働ける?」という質問は、ポジティブな印象を採用側は持っていると考えられます。
採用する気がない人に対して、こういった質問はしませんからね。

あとは働ける日にち次第では内定を得られる可能性も十分あります。
どのくらい待ってくれるのか?
常識的な範囲で言うと2ヶ月が限度です。
ただ、これは在職中の場合のみ。
離職中の場合は1ヶ月以内を指定した方が良いです。
在職中なら引継ぎや契約の兼ね合いですぐには働けないという人もいるので、それを素直に伝えてしまって問題ありません。
ただ、これはあくまでも目安に過ぎず、会社の事情によってはできるだけ早く働いてほしいというケースもあります。
また「前任者が○月までだから○月から働いて欲しい」と具体的に伝えられるケースもあります。

いずれにしても先延ばしにすると良い印象はないので、できるだけ早く働けるとアピールした方が良いです。
なお、在職中でまだ退職届を出していない人もいるでしょう。
その場合、就業規則によっては「2ヶ月前までに提出が必要」などとなっているケースもあります。
そうなると入社が2ヶ月以上先になってしまうこともありえます。
すぐ新しい職場でスムーズに働けるとも限らないので、現在の職場の就業規則を把握して、どのタイミングで退職できるか理解しておきましょう。
すぐに働けるけど他にも候補があるとき
「実際はすぐに働けるんだけど、もうちょっと他とも比較したいな」というケースもあるでしょう。
その場合は転職活動の進捗を伝えてしまって問題ありません。
具体的には下記のような伝え方です。
「現在、同業他社で1次選考が終わって、2次選考に進んでいるものがあります。
2次面接が○月○日にあり、通知が○月○日となっています。」
「他社で○月○日に面談があります。
人生を左右するものなので熟考させていただければ幸いです。
採用いただき、入社となった場合は○月○日を目処にご検討いただけると幸いです。」
必ずしも1社ずつ転職活動しているとは面接官も思っていませんから、そこは素直に話して問題ありません。
ただ、あからさまにストレートな表現をする必要はありません。
「比較して決めたい」
「○○社の結果がわかってから判断したい」
という表現は失礼に当たるので控えましょう。
他に候補があったとしても、それを理由に不採用となることはまずないです。

仕事に対して前向きで積極的な人ほど、複数社面談を受けていますから、悪い印象を与えることはありません。
まとめ
以上、転職でいつから働けるか聞かれた場合の答え方について紹介しました。
会社も受け入れ態勢の準備を考えて、こういった質問をしてきます。
できるだけ明確に答えて、企業の意向に沿うような形にしましょう。
働けるタイミングが早ければ早いほど、企業にとっては好都合です。
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